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ドードー鳥の物語

第1章 旅立ち

昔々あるところにドードー鳥というピンクの鳥がいました。

ドードー鳥は仲間の鳥たちとは違う色をしていたので、いつも一人寂しく遊んでいました。

とある昼下がり、ドードー鳥は友達がほしくなったので、旅に出ることにしました。

ドードー鳥はドーナッツとトランプを持ち、さっそうと飛び立ちました。

半日ほど飛び続けた後、辺りはもうすでに暗くなっていましたが、ドードー鳥は地上が昼間のように明るくなっているのを目にしました。

何だろう?とドードー鳥が近づいてみるとそれは政木家の明かりでした。

政木家は夜でも人や犬が賑わい、バカみたいに明るかったのです。

ドードー鳥は、人や犬がたくさんいる政木家なら友達が出来るかもしれないと思い、みわちゃんの部屋に降り立ちました。

部屋には誰もいませんでした。ドードー鳥はその部屋を離れ、にぎわう声の聞こえてくる部屋に行こうと歩き出しました。

階段を下りた直後、ドードー鳥は激しく犬に吠え立てられました。それはコロでした。

コロは白くかわいい犬でしたが見た目とは裏腹に小さな体にみなぎる闘志を剥き出しにして、目の前の不審者に言いました。

「誰だ?!おまえは!!ここはボクの家だぞ!!出て行け!!」

ドードー鳥は困り果てました。せっかく来たのに・・・

と、その時ドードー鳥は旅立つ時に持ってきたドーナッツを思い出しました。ドーナッツは2つありましたが、ケチなドードー鳥は1つの半分をコロに差し出しました。コロはそのドーナッツをくわえ、満足げに自分の部屋に帰って行きました。

ドードー鳥は気を取り直してにぎわう部屋を目指してまた歩き始めました。

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